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働き方改革
2019年から始まった働き方改革ですが、建設業にもその波が本格的に押し寄せています。
一億総活躍社会の実現に向けた施策であり、その三本柱として、長時間労働の是正、多様で柔軟な働き方の実現、雇用形態によらない公正な待遇の確保が目的です。
その中でも特に建設業と関係があるのが、長時間労働の是正です。
働き過ぎを防ぎながらのワークライフバランスの実現です。
建設業は2024年4月からの適用となりましたが、法律で残業時間の上限が規制されました。
例外規定はあるものの、適用は限定的です。
そうすると、残業代が給料の大きな部分を占めていた建設業従事者にとって、かなりのダメージとなります。
単純に残業時間が半分程度となれば、年収は100万円単位で下がる可能性が高いです。
一方で、残業時間が規制されるということであれば、自分の自由な時間が増えることになります。
その時間を活用して、趣味の時間に使ったり家族との団らんに使ったりと、精神的に落ち着ける時間が増えます。
ただし、使えるお金はどうしても減ってしまいます。
そこで、多様で柔軟な働き方の実現にもあるように、副業をおすすめします。
残業代が減った分、使える時間は増えるので、年収を増やすためには副業が最適な選択肢になります。
出典:厚生労働省
技術士を活用した副業
せっかく技術士という国家資格があるので、有効に活用したいところです。
技術士は合格率が10%を切る難関国家資格のため、資格保有者のアドバイスは貴重です。
例えば、論文添削や模擬口頭試験の需要は非常に大きいと言えます。
また、単価も自由に決められます。
技術士資格で副業することで、働き方改革でも年収を上げていきましょう。
出典:日本技術士会
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