ついに、この日が来ました
本日、令和7年度技術士第二次試験の合格発表がありました。
受験番号は2026年3月13日に公表され、合否・成績通知も同日に発送されています。
合格発表の日は、毎年のことですが、やはり特別です。
受験した方にとっては、長かった一年の答え合わせの日でもあります。
まずは、合格された皆さまへ
合格された皆さま、本当におめでとうございます。
筆記試験を越え、口頭試験を越え、ようやく手にした合格です。
仕事をしながら勉強時間を確保し、論文を練り直し、想定問答を繰り返してきた日々は、決して楽ではなかったはずです。
その積み重ねが、今日の結果につながりました。
今日は、素直に喜んでよい日です。
努力が報われた一日として、しっかり噛みしめてください。
今年の全体合格率は、やはり厳しい
令和7年度第二次試験全体では、受験者24,135人に対して合格者2,752人、合格率は11.4%でした。
建設部門に限ると、受験者14,094人、合格者1,304人、合格率9.3%です。
全体でも十分に難関ですが、建設部門はさらに厳しい数字になっています。
数字だけ見ても、簡単には受からない試験であることがよく分かります。
出典:日本技術士会
土質、鋼構造、施工計画を比べると何が見えるか
建設部門の中でも、選択科目によって合格率には差があります。
令和7年度は、土質及び基礎が受験者1,143人、合格者74人で合格率6.5%。鋼構造及びコンクリートが受験者2,947人、合格者184人で合格率6.2%。これに対して、施工計画、施工設備及び積算は受験者1,912人、合格者203人で合格率10.6%でした。
この数字を並べると、施工計画は建設部門平均の9.3%を上回っています。
一方で、土質及び基礎と鋼構造及びコンクリートは、どちらも6%台前半です。
もちろん、施工計画が簡単という意味ではありません。
ただ、少なくとも令和7年度の結果だけを見れば、土質及び基礎と鋼構造及びコンクリートは、建設部門の中でもかなり厳しい難関科目だったといえます。
特に鋼構造及びコンクリートは受験者数が非常に多く、その中で6.2%を突破するのは相当な競争です。
だからこそ、土質と鋼構造の合格は重い
土質及び基礎や鋼構造及びコンクリートで合格された方は、胸を張ってよいと思います。
全体合格率11.4%、建設部門平均9.3%と比べても、土質6.5%、鋼構造6.2%は明らかに低い水準です。
その狭い門を通ったという事実は、それだけで十分に価値があります。
合格は一つでも、背景にある難しさは科目ごとに違います。
今年の数字は、そのことをはっきり示しています。
今回届かなかった方へ
一方で、残念ながら今回は届かなかった方もいると思います。
ただ、必要以上に落ち込む必要はありません。
特に、土質及び基礎や鋼構造及びコンクリートのような科目は、数字が示すとおり簡単に突破できる試験ではありません。
大切なのは、今回の結果だけで終わらせないことです。
筆記で何が足りなかったのか。
口頭で何が伝わり切らなかったのか。
そこを整理できれば、次の一年は大きく変わります。
合格はゴールではなく、ここからが本番
なお、第二次試験に合格しただけでは、まだ正式に技術士を名乗ることはできません。
技術士となるためには、日本技術士会に登録申請を行い、技術士登録簿に登録される必要があります。
つまり、合格は大きな到達点ですが、同時に新しいスタートでもあります。
資格を取った後に、実務でどう信頼を積み上げるか。
そこから先が、本当の意味での技術士としての勝負です。
まとめ
今年の合格発表は、数字で見ても厳しい結果でした。
その中でも、土質及び基礎6.5%、鋼構造及びコンクリート6.2%、施工計画、施工設備及び積算10.6%という比較を見ると、選択科目によって厳しさがかなり違うことが分かります。
合格された方は、その価値をしっかり受け止めてください。
惜しくも届かなかった方は、ここで終わりではありません。
技術士試験は、積み上げた人から順番に受かる試験です。
来年の合格発表の日に笑うための準備は、もう今日から始まっています。


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