技術士二次試験の口頭試験が終了

日の出
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お疲れ様でした

口頭試験が終わると、一気に気が抜けます。
ただ、合格発表までの時間は長いです。
時間はあるので、口頭試験の再現メモを整理することをおすすめします。
自分のためにもなりますし、次に受ける人の備えのサポートにもなります。

口頭試験の共通点

冒頭に経歴を3〜4分で説明する場合や、受験動機を求められることが多いようです。
次に、工夫点、失敗と改善、トレードオフといった話題に移ります。
一般部門は聞くことが多いので、どうしても型に沿った質問の傾向があります。
もちろん、暗記よりも、筋の通った説明が刺さります。

一般部門:6コンピテンシーで崩れない

一般部門は、専門知識の正誤だけで勝負が決まりません。
問われるのは、技術士にふさわしい行動です。
6コンピテンシーの箱に入れて準備すると、回答が締まります。

例えば、試験官ごとに質問テーマを分けるような場合が想定できます。
試験官A:コミュニケーション・リーダーシップ
試験官B:マネジメント・評価
試験官C:技術者倫理・継続研さん
この質問の型を想定しておくと、最後まで息切れしません。

私のおすすめの型は3つです。
①誰と、何を、いつ決めたか
②根拠は何か(基準、データ、合意)
③再発防止は仕組みで回したか(PDCA)

あとは、OJTやとOFF-JTなんかも良く聞かれます。
褒めて伸ばす、暗黙知の形式知化、クラウドや動画でナレッジ共有といった深掘りされるケースも多いです。
一般部門は専門の話が主ですが、実務面を考慮すると、結局は組織運営と品質確保です。

総合技術監理部門:5管理とトレードオフ

総監も、5つの管理を言えるかどうかだけでは足りません。
5つの管理のトレードオフをどう扱ったかが勝負です。

例えば、人的資源管理と情報管理のトレードオフが問われた場合です。
過去に発生したトラブル事例で部下を教育をしたい。
ただし、トラブル事例は客先情報の漏えいリスクがある。
ではどうするか?
必要なのは、この整理です。

また、ペーパーレスを進めつつもトラブルを想定し、紙資料を1部だけ印刷するといった事例もあるかと思います。
社会環境管理と人的資源管理のバランスです。

当然と言えば当然ですが、総監は安全管理も外しにくいです。
想定外が出たら作業を止める。
事前に定めた緊急連絡網で共有する。
関係者の認識を揃え、合意形成してから再開する。
この仕組みが事故を防ぎます。
属人化を減らすためにも、判断と手順を標準化し、仕組みをつくることが大事です。

最近はAIも聞かれます。
省力化・生産性向上は目下のキーワードです。
一方、AIを使う場合は機密情報入力のリスクがあります。
社内データだけで検索するクローズド運用を試作中、という回答例もありました。
さらに、AI依存による問題解決能力の低下も論点になります。
情報管理と人的資源管理のトレードオフです。

試験後にやること

・再現メモを1枚に圧縮(質問、結論、根拠、次回改善)
・CPD計画を作る(継続研さんの説明材料になる)
・第三者から意見をもらう(自分の不得意分野が最短で見える)

令和7年度の口頭試験は終わりました。
ただ、振り返りが終わっていない人は多いです。
ここで整理できた人が、次のフェーズに進めることになります。
3月の合格発表を待ちましょう。

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この記事を書いた人

技術士(総合技術監理部門、建設部門)

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