申込状況
口頭試験シーズンに入り、模擬口頭試験の申込状況がはっきり分かれてきました。
結論から言うと、例年どおり、総合技術監理部門の申込が圧倒的に多いです。
比率で言うと一般部門:25%、総合技術監理部門:75%と、1:3の申込割合です。
もちろん、総合技術監理部門の方が申込者が多いのは偶然ではありません。
なぜ総監の申込が多いのか
理由はシンプルです。
総合技術監理部門は、受験生の土俵が違います。
1)競争相手が「同じ技術士」だから全員が本気
総合技術監理部門の受験者は、既に一般部門の技術士です。
つまり、あなたの競争相手は技術士として実務をこなしてきた人です。
相対評価となるので、小手先の暗記や思い付きの受け答えでは勝てません。
2)「5つの管理+トレードオフ+総合管理」で雑に話すと即バレる
総合技術監理部門は、5つの管理を知っているかではありません。
相反する条件を妥協ではなく調整し、属人的にせず、仕組みをつくる。
ここが本質です。
この視点が入らないと、同じ経歴でも回答が一気に弱く見えます。
3)模擬の価値は「受けて終わり」ではなくレビューで決まる
模擬口頭試験は、1回受けただけだと高い体験料で終わります。
本当の価値は、受けた後に質問の観点と自分の弱点を言語化して、次の練習に落とし込むことです。
イレギュラーな質問を期待しているのであれば、色々な場所で模擬口頭試験を受講するのもありですが、参考書の選び方・進め方と同じで、複数講師の模擬口頭試験を受講してもあまり意味がありません。
口頭試験後によくある感想
一般的によく聞く感想を記載しておきます。
誰もが反省・後悔する項目なので、目を通しておくことをおすすめいたします。
・試験官は経歴票を読み込んでいるので、申込時にもっと推敲しておけば良かった
・場合によっては専門外の試験官がいることもあるので、初心者への説明も考えておけば良かった
・うまく回答できないとうなずきや笑顔がなくなるので不安があおられた…
ここまで来たら、やることは3つだけ
最後に、申込を迷っている方へ。
残り期間で伸ばすやり方は決まっています。
- 自分の業務経歴を3分で説明できる形に整える
- 想定質問を、一般部門は6コンピテンシー、総合技術監理部門は5つの管理+トレードオフで仕分けする
- 模擬口頭試験を受けたら、翌日~3日以内にレビューして、回答内容を1ランク上に書き換える
これだけで、手応えが変わります。
もう少しで試験期間は終わります
令和7年度の口頭試験は、令和7年12月上旬~令和8年1月中旬の範囲で実施です。
つまり、年明け日程の方は、今からでも十分に改善が間に合います。
「何となく不安」を、「ここまでやったから大丈夫」に変える。
そのために、模擬口頭試験を活用してください。
【出典】日本技術士会


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