全力を尽くすあなたへ、最後のエール
今年も、明日と明後日はいよいよ技術士第二次試験本番の日です。
技術士試験指導の専門家として、毎年多くの受験生の挑戦を見守ってきました。
このブログを読んでいるあなたは、これまで膨大な時間をかけて準備を重ねてきたはずです。
過去問の分析、論文の推敲、口頭試験を見据えた自己分析…ときに迷い、疲れ、手が止まる日もあったと思います。
でも、ここまで来たという事実が、すでにあなたの努力を物語っています。
試験前日に伝えたい3つのこと
1.不安なのは、“真剣に取り組んできた証拠”です
「本当にこれで大丈夫だろうか」
「あの論点が出たらどうしよう」
そんな気持ちは当然のことです。
不安を抱くのは、あなたが本気でこの試験と向き合ってきたからこそです。
不安はゼロにはなりません。
でも、試験会場では“これまでやってきたこと”しか出てきません。
自分が積み上げた時間を信じて、落ち着いて向かい合ってください。
2.最後まで“伝える姿勢”を忘れないでください
技術士試験は「あなたの技術を社会にどう活かすか」を問う国家試験です。
難しい用語で煙に巻くのではなく、誰にでも分かりやすく伝えることが評価される試験です。
答案用紙は、ただの「正解を書く場所」ではなく、あなたの技術者としての人格・倫理観・社会貢献性を伝える舞台です。
明日は、「伝える力」を最大限に発揮してください。
3.“できること”に集中しよう
試験直前になると、どうしても「できなかったこと」に目が向きがちです。
でも明日できるのは、“今の自分ができることを、120%の集中力で表現すること”だけです。
会場に持ち込むのは、不安ではなく、「これまでやってきた積み重ね」です。
技術士試験は“通過点”にすぎない
合格することがゴールのように思えるかもしれませんが、技術士はあくまでスタートラインです。
この試験を通してあなたが得たものの中で、
思考力、構成力、社会課題への視座、そして何より「技術で社会を良くしたい」という志。
それこそが、これからのキャリアの財産になります。
最後に一言
明日と明後日は、“勝ちに行く日”です。
今までしっかりと準備してきたかと思います。戦う武器はそろっています。
あとは、自分を信じて、答案用紙に全てを出し切ってくるだけです。
試験会場の外で、心の底から健闘を祈っています。
明日と明後日は、冷静に、そして堂々と実力を出し切ってきてください。
あなたの健闘を、心から応援しています。
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